新型コロナやDVで生活困難な女性のための相談会 東京 新宿区

新型コロナウイルスの影響で収入が減ったりDVが深刻化したりして、生活が困難になっている女性のための相談会が東京都内で開かれています。

相談会は女性の支援団体のメンバーや弁護士などが東京 新宿区の大久保公園で開催しているもので、雨が降る中、女性の支援者たち100人ほどが集まりました。

テント内に設けられた相談ブースでは、午前10時すぎから弁護士や労働問題の専門家、それにDV=ドメスティック・バイオレンスの被害者支援を行うカウンセラーらが対応していて、女性たちが次々と相談に訪れています。

会場には無料で配るための物資も並べられ、野菜や乾麺などの食料や生理用品といった生活必需品、それに少しでも明るい気持ちになってもらおうとチューリップの花も用意されました。
主催した1人、松元千枝さんは「男性支援者が多いと相談しにくいという声もあり、今回は女性の支援者で行った。暮らし、労働、DV、子育て、望まない妊娠など、ひとりで悩まないで、温かいお茶でも飲みながら、話をしてほしい」と話していました。

相談会は新宿区の大久保公園で13日と14日の2日間、午前10時から午後5時まで行われ、英語やベトナム語など外国語のほか、手話でも対応するということです。