変異ウイルス 神奈川県 11人判明 新型コロナの県内感染者で

神奈川県は、12日、県内に住む男女11人が変異した新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されたと発表しました。

県によりますと、新たに変異ウイルスへの感染が確認されたのは、いずれも県内に住む30代から70代までの男女11人です。

いずれも先月から今月にかけて、新型コロナウイルスへの県内の感染者としてすでに発表された人で、県内の衛生研究所や民間の調査機関などで変異ウイルスの検査を行ったということです。

このうち3人はイギリスで感染が広がっている変異ウイルスと確認され、ほかの6人もその疑いがあるということです。

11人のうち4人はすでに療養を終えていて、ほかの7人は軽症か無症状だということです。

県は、変異ウイルスについて、これまで国の検査で確定したあとに発表していましたが、11日から県内で感染が確認され次第、発表する方針に変更しています。

神奈川県内では、南アフリカやイギリスで広がっている変異ウイルスに感染した人が相次いで確認されていて、これで合わせて45人となりました。