航空各社 4月も減便続くも “宣言”解除見込み 減便数は減少

新型コロナウイルスの影響による航空各社の減便は4月も続くことになりましたが、1都3県に出ている緊急事態宣言の解除が見込まれるとして、減便の数は今月より少なくなるということです。

4月1日から大型連休が始まる前の28日までの減便は、
▽日本航空が、ことし1月の計画の35%に当たる83路線8274便
▽全日空が、同じく1月の計画の36%に当たる83路線7364便となりました。

航空各社は、新型コロナウイルスの影響で大幅な減便を続けていて、3月は1都3県で緊急事態宣言が続いていることなどから、
▽日本航空で1万3598便
▽全日空で1万1043便を
それぞれ計画から減らしています。

4月の減便の数は、宣言の解除が見込まれるとして、3月よりも少なくなり、羽田空港では、これまで閉鎖されていた航空会社のカウンターと保安検査場が順次再開されています。

航空各社は、減便の対象となった便の予約は手数料なしで変更や払い戻しに応じるほか、対象以外の便についても手数料なしで予約を変更するなどの対応を取っています。