パラアルペンスキーアジアカップ大回転 夏冬二刀流 村岡が優勝

この夏の東京パラリンピックと、来年の北京パラリンピックの連続出場を目指す異例の挑戦をしている村岡桃佳選手が、長野県で行われているパラアルペンスキーのアジアカップの大回転で優勝し、今大会3勝目を挙げました。

大会は9日から長野県上田市の菅平高原で行われていて、北京パラリンピックの各国の出場枠を決めるポイントを獲得できます。

3日目の11日は、10日に続いて男女の大回転が行われ、前回のピョンチャンパラリンピックで5つのメダルを獲得した村岡選手が、女子の座って滑るクラスに出場しました。

ピョンチャン大会では、この種目で金メダルに輝いた村岡選手は、リズムよくターンを繰り返すことを意識してレースに臨み「体がよく動いた」とスピード感のある滑りを見せて、障害に応じた係数をかけた2回の合計タイムで2分3秒18をマークし、2位に11秒以上の大差をつけて優勝しました。

村岡選手は東京パラリンピック出場を目指して、おととしから車いす陸上に挑戦していて、スキーの大会に出場するのは、この大会が2年ぶりとなることから、実戦経験の不足を懸念していましたが、9日のスーパー大回転と10日の大回転と合わせて、今大会3勝目を挙げました。

村岡選手は「緊張感はあるが、スキーのレースの感覚を少しずつ思い出してきた。来年に迫った北京パラリンピックに向けて、いいスタートが切れている」と手応えを話しました。

大会は13日まで行われ、村岡選手はその後、東京で今月20日に始まるパラ陸上の日本選手権に出場します。