藤田観光 全従業員の基本給 3%~16%減へ 新型コロナが影響

ワシントンホテルなどを全国に展開する「藤田観光」は、新型コロナウイルスの影響で経営状況が厳しいことから、今月からおよそ2800人いるすべての従業員の基本給を3%から16%減らすことを明らかにしました。

「藤田観光」は、新型コロナウイルスの影響で旅行や宴会の需要が落ち込み、去年1年間のグループ全体の決算は、最終的な損益が過去最大の224億円の赤字となりました。

会社では、経営状況が厳しいことから、これまで役員の報酬や管理職の給与を減額してきましたが、今月から減額の対象を、およそ2800人いるすべての従業員に広げることにしました。

具体的には、すべての従業員の基本給を3%から16%減らすということです。

また、先月募集した希望退職に315人が応募したことを明らかにしました。

藤田観光は、ワシントンホテルや東京の椿山荘、それに神奈川県の箱根小涌園など、宿泊施設や宴会施設を全国に展開していますが、財務状況の悪化を受けて、先月、大阪市にある「太閤園」の売却を明らかにしています。