韓国の化学品「炭酸カリウム」に反ダンピング課税 暫定適用へ

政府は、液晶パネルのガラスの原料などとして使われる化学品が韓国から不当に安く輸入され、国内の企業に損害を与えているとして、関税を上乗せする「反ダンピング課税」を暫定的に適用することになりました。

反ダンピング課税が適用されるのは、韓国を原産地とする化学品の「炭酸カリウム」で、液晶パネルのガラスの原料などとして使われています。

政府は国内の業界団体の申し出を受けて、去年6月から調査した結果、この化学品が韓国から不当に安い価格で輸入され、国内の企業に対する実質的な損害が推定できたとしました。

これについて有識者による審議会は11日、反ダンピング税が適当だとする答申書を提出しました。

これを受けて政府は今後、この化学品に対して暫定的に4か月間、30.8%の関税を上乗せすることにしています。

この措置は、WTO=世界貿易機関のルールに基づいて暫定的に発動するもので、関係する企業などの意見を聞いたうえで、最終的に上乗せする税率や適用の期間を決めることになります。