違反歴ある高齢ドライバー 技能検査義務づけへ 過去3年間

高齢ドライバーによる事故が相次いでいることを受けて、75歳以上のドライバーが免許を更新する際、過去3年間に信号無視などの違反歴があった場合は技能検査が義務づけられる見通しになりました。基準に達しない場合は更新は認められず、警察庁は、この制度を来年6月までに導入する方針です。

去年成立した改正道路交通法では、75歳以上のドライバーが免許を更新する際、一定の違反歴がある場合は技能検査を義務づけていて、警察庁の有識者会議は具体的な内容の検討を進めてきました。

このほどまとまった報告書では、過去3年間に信号無視や速度超過など11種類の違反のうちのいずれかがあった75歳以上のドライバーは技能検査の対象にすべきだとしています。

対象者は年間およそ15万人と予想していて、免許の更新の際に適切なハンドル操作や一時停止などができるかを減点方式で確認するとしています。検査は繰り返し受けられますが、更新期限までに基準に達しなければ免許は失効します。

警察庁は、さらに詳細な手順などを検討したうえでこの制度を来年6月までに導入する方針です。