岸防衛相 集団感染のクルーズ船などで医療対応の自衛隊員 表彰

岸防衛大臣は去年、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船で医療支援を行うなど、現場で対応にあたった自衛隊員を表彰し、「最前線の現場へ赴き、国民の生命を守るための活動を果敢に実施した」と労をねぎらいました。

防衛省で行われた表彰式には、去年、中国・武漢からチャーター機で帰国する日本人などの検疫を担ったり、集団感染が発生し横浜港に入港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、医療支援などの指揮にあたった自衛隊員7人が出席しました。

岸防衛大臣は「リスクがある中、最前線の現場へ赴き国民の生命を守るための活動を果敢に実施した。未知のウイルスへの対応という前例のない非常に困難な活動で、苦労を心からねぎらいたい」と述べ、隊員に賞状を手渡しました。

このほか、新型コロナウイルスに感染した患者の治療にあたった自衛隊病院や、患者の輸送などを行った部隊に対しても賞状が贈られました。