新型コロナ水際対策強化で国際線搭乗者数を制限 国交省

新型コロナウイルスの水際対策を強化するため、国土交通省は国際線を運航している航空各社に、入国する便の搭乗者数を制限するよう要請しました。

国土交通省は新型コロナウイルスの感染拡大以降、国際線を運航している航空会社に、検査態勢に合わせて1便当たりの搭乗者数を制限するよう要請しています。

緊急事態宣言の延長で水際対策を強化するため、国土交通省は外国の航空会社に対し、3月19日までの期間は国際線の搭乗者数を、1便当たり100人以内に制限するよう要請しました。

また、全日空と日本航空については、当面、1週間当たりの搭乗者数をそれぞれ3400人以下にするよう要請したということです。

全日空は3月8日から21日まで、日本の空港に到着する便について、すべての路線で新規の予約の受け付けを停止しています。

一方、日本航空は今のところ予約の受け付けを停止している便はないということです。

海外から日本に入国する人は、外国人の新規入国が一時停止されているため、現在は日本人と在留資格のある外国人などに限られ、出入国在留管理庁によりますと2月は1日当たり、日本人がおよそ750人、外国人がおよそ500人だということです。