パラアルペンスキーアジア杯 大回転で森井大輝が優勝

長野県で行われているパラアルペンスキーのアジアカップは大会2日目の10日、大回転が行われ、来年の北京パラリンピックで悲願の金メダル獲得を目指す40歳の森井大輝選手が優勝しました。

大会は9日から長野県上田市の菅平高原で行われていて、北京パラリンピックの各国の出場枠を決めるポイントを獲得できます。

2日目は男女の大回転が行われ、パラリンピックでこれまで銀メダル4つ、銅メダル1つを獲得している森井選手は、男子の座って滑るクラスに出場しました。

競技は濃霧の影響でスタートがおよそ2時間遅れましたが、森井選手は苦手にしている荒れた雪面でも正確な滑りを見せ、障害に応じた係数をかけた2回の合計タイムで2分2秒34をマークして優勝しました。

森井選手は今シーズン、新型コロナウイルスの影響で大会がない間、課題の荒れた雪面での滑りを改善するために、ターンやライン取りの精度を高める練習を重ねたほか、チェアスキーのセッティングも調整してきたということで、今シーズン初めて出場した大会で9日のスーパー大回転での2連勝に続き、練習の成果を発揮しました。

森井選手は「まだ練習での滑りを出せていない部分はあるので修正していきたい。来年の北京パラリンピックでは、まだ獲得したことのない金メダルを胸にかけられるように、全力を尽くしていく」と話していました。

大会は11日も大回転が行われ、森井選手は連勝をねらいます。