農林水産省接待問題 対象の範囲広げ追加調査実施 野上農相

農林水産省の幹部職員6人が、利害関係者にあたる大手鶏卵生産会社の元代表から接待を受けたとして処分を受けた問題で、野上農林水産大臣は、10日の衆議院の農林水産委員会で、対象の範囲を大幅に広げて追加の調査を実施する考えを明らかにしました。

農林水産省では、吉川元農林水産大臣に現金を提供していたとして、贈賄の罪で在宅起訴された大手鶏卵生産会社の元代表から接待を受けていたとして、先月、今の事務次官を含む幹部職員6人が減給や戒告などの処分を受けました。

これについて、野上農林水産大臣は10日の衆議院の農林水産委員会で、「行政の公正性に影響を及ぼした可能性のある会食がなかったか、より広い範囲で徹底的に把握する追加調査を実施することとした」と述べました。

調査は、吉川元大臣の在任期間に限らず、歴代の畜産部の室長や課長補佐以上の職員およそ150人を対象とします。

また、養鶏や鶏卵の事業者に限らず畜産事業者との会食や政治家の同席の有無などについても調べるとしています。

この問題をめぐっては、野党から調査の対象範囲が狭く、不十分だという指摘が出ていました。