震災10年 宮城県沿岸部で一斉捜索 行方不明者の手がかり探す

東日本大震災の発生から11日で10年となる中、行方不明者が全国で最も多い宮城県の沿岸部では、10日、手がかりを探す一斉捜索が行われました。

東日本大震災による行方不明者は、各県の警察本部によりますと、宮城県で1214人、岩手県で1111人、福島県で196人で、このうち、全国で最も多い宮城県では、10日、県内すべての警察署から200人余りが出て沿岸部の捜索が行われました。

このうち、38人が行方不明となっている名取市では、海岸から2キロほど離れた用水路に警察官20人余りが集まりました。

警察官は、用水路に入ってスコップなどで底にたまった泥をすくい、手でかき分けて手がかりを探していました。

この場所での捜索は、震災の発生直後に行って以来だということです。

捜索を指揮した岩沼警察署の目黒昭毅警備課長は、「何か一つでも手がかりを見つけてほしいという家族の思いに応えようと捜索に当たりました。復興が進み、捜索が難しくなってきていますが、自治体などと協力しながら続けていきたいです」と話していました。