横浜市 生活保護申請を希望の女性に不適切対応 申請受け付けず

先月、生活保護を申し込むために訪れた女性に対し、横浜市の担当者が誤った説明をしたうえで申請自体を受け付けなかったことがわかり、市は不適切な対応だったとして謝罪しました。

支援しているグループや横浜市によりますと、先月、20代の女性が、仕事や住む場所がない状態で横浜市の神奈川区役所を訪れ、生活保護の申請を希望しました。

しかし、担当者は、先に住まいを決める必要があるとか女性の所持金が申請できる基準を上回っているなどと誤った説明をしたうえで、申請自体を受け付けなかったということです。

女性はその後、東京都内の別の自治体に申請して、生活保護を受けることができたということで、女性と支援グループは、9日、神奈川区役所を訪れて抗議しました。

支援グループは記者会見で、「国も生活保護の積極的な利用を呼びかけているにもかかわらず、各地の自治体でこうした不当な対応が相次いでいる」と訴えました。

支援グループの1つ、「つくろい東京ファンド」の小林美穂子さんは、「受給できなければ、最悪の事態になるかもしれないということがなぜ想像できないのかと怒りを感じます」と話していました。

これについて横浜市は、不適切な対応だったことを認めて謝罪したうえで、担当者が誤った説明をした原因を検証し、再発防止のための研修を徹底するとしています。