北海道 有珠山 火山性地震やや多く 登山や観光に注意呼びかけ

北海道の有珠山では、9日午前から火山性地震がやや多い状態となっています。気象台は、火口内で火山灰や噴気などが突発的に噴出するおそれがあるとして、登山や観光などで山に立ち入る際には注意するよう呼びかけています。

札幌管区気象台によりますと、有珠山では9日午前9時ごろから午後3時にかけて、山頂火口のやや深い場所を震源とする規模の小さな火山性地震が合わせて19回観測されました。

地下の火山ガスや熱水などの動きを示すと考えられる火山性微動は観測されておらず、地殻変動にも特段の変化は見られないということです。

今回地震があった山頂火口直下の深い場所では、6年前の平成27年4月にも火山性地震が一時的に増えたということです。

気象台は「活火山であることに留意」を示す噴火警戒レベル1を継続したうえで、火口内で火山灰や噴気、それに火山性ガスなどが突発的に噴出するおそれがあるとして、登山や観光などで山に立ち入る場合には注意するよう呼びかけています。

有珠山は北海道の洞爺湖の南にあり、過去の噴火で形成された溶岩ドームなどで構成される活火山で、平成12年にはマグマ水蒸気噴火が発生しています。