米ホワイトハウス報道官「台湾の自衛能力維持へ支援続ける」

アメリカのホワイトハウスのサキ報道官は、中国の王毅外相がバイデン政権に対して、台湾との関係を強化してきた前の政権の政策を改めるよう求めたことに対して「台湾への支援を続けていく」と強調しました。

アメリカの台湾政策をめぐっては、トランプ前政権が大規模な武器売却を進めるなど関係を強化してきたほか、バイデン政権でも大統領の就任式に台湾当局の代表機関のトップを招待するなど関与を続ける姿勢を示しています。

中国の王毅外相は7日、バイデン政権に対して「台湾問題の敏感さを認識し、前の政権のように一線を越えて火遊びをする危険なやり方を改めるよう求める」と述べました。

これに対してホワイトハウスのサキ報道官は8日、記者会見で「台湾が自衛に必要な能力を維持するための支援を続けていく。われわれの立場は変わらない」と強調しました。

また「インド太平洋地域の同盟国や友好国とともに、共有する価値観や繁栄、それに安全保障をさらに発展させていく」と述べ、中国に対抗していく姿勢を示しました。

バイデン政権は気候変動や新型コロナウイルス対策では中国と協力する姿勢を示す一方、人権や民主主義、それに法の支配などの分野では中国に厳しい姿勢を示していて、今後、さらなる対立も予想されます。