バドミントン 桃田賢斗 震災10年を前に福島県への思い語る

バドミントンの日本のエース、桃田賢斗選手が東日本大震災から10年となるのを前に取材に応じ「絶対に風化させてはいけない。自分もスポーツの力でサポートしたい」と中学高校時代を過ごした福島県への思いを語りました。

男子シングルスで世界ランキング1位の桃田選手は当時、福島県富岡町の高校の1年生で、震災当日は遠征で海外にいましたが、高校が東京電力福島第一原子力発電所から10キロ余りの距離だったため、避難を余儀なくされ一時、生活と練習の拠点を失いました。

震災から10年となるのを前に、桃田選手は取材に応じ、「想像を絶するほどぐちゃぐちゃになっていて、すごくショックでした。原発が爆発した時は本当にやばいんじゃないかなと、ぞっとした感じでした」と当時を振り返りました。

そのうえで、「絶対に風化させてはいけないことだと思いますし、みんなが常に考えてサポートし合わなければいけないと思っている」と話しました。

桃田選手は今も福島県を訪れ、部活動の後輩との交流を続けていて、「自分が活躍することによって、出身校が世界に知れ渡れば必然的に富岡町や福島県のことが知られることになります。だからこそ、自分も結果を出し、スポーツの力でみんなの頑張りをサポートしたい」と話しました。

そして、夏に予定される東京オリンピックに向けて、「元気だったり、感動を与えられるような試合をして、金メダルを取れたらいい」と述べ、決意を新たにしていました。