緊急事態宣言延長の1都3県 日曜日の人出 渋谷の増加目立つ

緊急事態宣言が延長された首都圏1都3県の7日・日曜日の人出は、前の4週間の平均と比べて増えているところもあり、なかでも東京 渋谷区の増加が目立っています。

NHKはIT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て、個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、緊急事態宣言が延長された東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の主な地点の人の数を分析しました。

分析した時間は日中が午前6時から午後6時まで、夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

その結果、7日・日曜日の人出は、前の4週間の土日・祝日の平均と比べて増加したところもあり、なかでも東京 渋谷区の増加が目立っています。

日中は渋谷スクランブル交差点付近で36%増えたのをはじめ、大宮駅付近では7%、東京駅付近では2%の増加となっています。

一方、千葉駅付近では0%とほぼ変わらず、横浜駅付近ではマイナス4%でした。

夜間も渋谷スクランブル交差点付近で21%、横浜駅付近では8%増加しました。

一方、東京駅付近は0%とほぼ変わらず、大宮駅付近はマイナス5%、千葉駅付近はマイナス37%でした。