トルクメニスタンからコロナで事前合宿見送りの通知 山形 天童

山形県天童市は、東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿を予定していたトルクメニスタンから、新型コロナウイルスの感染拡大などを理由に「合宿を見送りたい」と通知を受けていたことがわかりました。

山形県天童市は、東京オリンピック・パラリンピックで、中央アジアのトルクメニスタンのホストタウンに選ばれ、4年前の9月に事前合宿の覚書を交わしました。

天童温泉を宿泊地とすることなどで受け入れの準備を進めてきましたが、市によりますと、今月4日、トルクメニスタン側から「大会直前の事前合宿を見送りたい」とする内容の通知を受けたということです。

理由についてトルクメニスタン側は、新型コロナウイルス感染拡大の影響や出場が決まっているのが、柔道の選手1人だけで感染防止対策のチームを編成するのが難しいことなどをあげているということです。

トルクメニスタン側に正式な回答はしていないということですが、天童市は「現時点では、受け入れを断念せざるをえない」として対応を協議しています。