このうち東急電鉄は、2022年度の新卒採用について、新年度・2021年度のおよそ半分となる25人から30人程度にすることを決めました。
とくに駅員や運転士など鉄道の運行に関わる職種は、ワンマン運転の拡大などを理由に採用は行わないとしています。
また、京浜急行電鉄も2022年度の新卒採用は60人から70人程度と、新年度・2021年度のおよそ半分に減らす計画です。
いずれも新型コロナウイルスの影響で利用客が落ち込み、業績が悪化していることを主な理由に挙げていて、小田急電鉄や京王電鉄も2022年度の新卒採用を減らす方向で検討しています。
私鉄以外でもJR東日本や西日本が採用を大きく減らす計画を発表していて、感染拡大の影響が雇用にも広がっています。

首都圏の大手私鉄各社 2022年度の新卒採用減らす動き広がる
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で業績が悪化しているとして、首都圏の大手私鉄各社の間で来年4月入社の2022年度の新卒採用を減らす動きが広がっています。

