宣言延長 居酒屋チェーンには休業店舗の営業再開の動きも

1都3県に対する緊急事態宣言が2週間延長になり、大手のレストランチェーンなどは引き続き営業時間を午後8時までに短縮しますが、居酒屋チェーンには休業していた店舗の営業を再開する動きもあります。

外食業界には宣言延長の影響は大きく、政府に追加の支援を求める声がでています。

居酒屋チェーンのワタミが1月の緊急事態宣言のあと休業していた80店舗の営業を順次再開するほか、串カツ田中も休業中の40店舗余りを、6日以降再開します。

どちらも営業時間は午後8時までにします。

宣言の解除を見越してすでに食材を調達していたうえ、アルバイトなどの雇用を維持するために営業を再開するとしています。

ファミリーレストランチェーンのガストやロイヤルホスト、デニーズは、宣言が延長される1都3県で営業時間の短縮を続けます。

大手デパートも対象地域での営業時間の短縮を続けます。

業界団体のまとめでは、1月の居酒屋の売り上げが去年の同じ月より70%余り減るなど外食産業に大きな影響が及んでいます。

宣言の延長で外食業界からは、雇用を守るためにも政府の追加の支援を求める声がでています。