経済再生相 コロナ対応職員300時間超の残業「大変申し訳ない」

西村経済再生担当大臣は5日夜、記者会見し「『新型コロナウイルス感染症対策推進室』の職員は、大変な状況の中、頑張ってくれていて、かなり残業が多いだろうと承知していたが、300時間を超える残業をしていた人がいたということで改めて、大変申し訳ないと思っている」と述べました。

そのうえで「担当の見直しや交代制、対応する人数を絞るなど、いろんなことを図っていければと考えている。全体として、業務の改善を図ろうということで指示し、私自身も、スタッフの負担軽減につながるよう配慮していきたい」と述べました。

そして、西村大臣は「ただ私自身が若手の職員まですべて勤務の状態を把握するのは無理で、目が行き届かないので、内閣府の和田政務官に、業務改善が進むかどうか継続的に確認するよう指示した。進ちょくをしっかり確認していきたい」と述べました。

“中小企業の飛まつ対策の補助金など1月8日にさかのぼり対象”

また西村経済再生担当大臣は、中小企業がテレワークの設備を整備するための補助金や、事務所や店舗に飛まつを防ぐ仕切りなどを設ける補助金などについて、緊急事態宣言が始まった1月8日にさかのぼって対象とすると明らかにしました。

そのうえで「事業者には、換気をよくし、アクリル板で飛まつを防ぐといった対応を取ってもらうのと同時に、利用する人には会話のときはマスクの着用を徹底していただきたい」と述べました。