偽ブランド品 輸入差し止め 3年ぶり3万件超

全国の税関が去年1年間に偽ブランド品などとして輸入を差し止めた件数は、前の年と比べて26%増え、3年ぶりに3万件を超えました。

「鬼滅の刃」海賊版も

財務省によりますと、全国の税関が去年1年間に偽ブランド品などの輸入を差し止めた件数は3万305件と、前の年と比べて26.6%増えました。

全体の85.2%が中国から持ち込まれたもので、種類別では
財布やバッグが9931件で
次いで
衣類が9166件、
時計が4057件などとなりました。

このほか去年は、国内のメーカーが製造するマスクの模倣品や人気漫画「鬼滅の刃」の海賊版のDVDやキャラクターグッズの模倣品が目立ったということで、3年ぶりに3万件を超えました。

また、輸入の形態別では郵便物が92.7%を占め、財務省は新型コロナウイルスの影響で外出を控えネット通販を利用する動きが広がったことが背景にあると分析しています。

財務省関税局の石川陽一知的財産調査室長は「水際での取締りを強化するとともに、今後はAIなど先端技術を活用することも検討したい」と話しています。