小池都知事「繁華街の人流抑制が感染左右」区と連携強化へ

緊急事態宣言が3月21日まで2週間延長される方針を受けて、東京都の小池知事は繁華街の多い地域の区長と意見交換し、「繁華街での人の流れの抑制が感染状況を左右する」として、感染を抑え込むため、都と区が連携して対策を強化していくことで一致しました。

緊急事態宣言が3月21日まで2週間延長される方針を受けて、東京都の小池知事は5日、繁華街の多い港区や渋谷区などの区長6人とオンラインで意見交換しました。

このなかで、小池知事は都内の感染状況について、「新規陽性者数は下げ止まりが続き、厳しい状況は変わっていない」と述べました。

そのうえで、「これからの2週間は、徹底して感染の再拡大の防止に努めなければならない。最も重要な対策は人の流れの抑制で、特に繁華街での抑制が感染状況を左右すると言っても過言ではない」として、協力を呼びかけました。

そして、感染を抑え込むため、都と区が連携して対策を強化していくことで一致しました。