東京都 新型コロナ 減少ペース鈍化で“もう一段強い呼びかけ”

東京など1都3県の緊急事態宣言について、菅総理大臣が2週間程度延長する方向で検討する考えを示すなか、都はもう一段強い呼びかけに理解を得て、減少のペースが鈍化している新型コロナウイルスの感染者数を延長の期間内に確実に抑え込みたい考えです。

東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県の緊急事態宣言について、菅総理大臣は3日、今月7日の期限を2週間程度延長する方向で検討する考えを示しました。

都内では感染者数の減少ペースが鈍化していることなどから状況のさらなる改善が必要だと指摘されていて、小池知事も3日夜「延長は基本的に都の考え方とも一致する」と述べました。

ただ都の幹部からは「2週間はあっという間で延長するだけでは不十分だ」といった意見も出ています。

都は1都3県で足並みをそろえてメッセージを出すことが重要だとしていて、もう一段強い呼びかけや対策に都民や県民の理解を得て延長の期間内に感染者数を確実に抑え込みたい考えです。