緊急事態宣言「2週間程度の延長検討」に1都3県の人たちは…

首都圏の1都3県を対象にした緊急事態宣言の期限を政府が2週間程度延長する方向で検討する考えを示したことについて、街頭で聞きました。

東京の大学生「しかたがないと思う あと2週間我慢」

東京の21歳の大学生は「正直に言うと、またかという気持ちはあります。ただ、今も高齢者への感染が心配で、おばあちゃんにも会えない状況が続いていて、感染者数も減っていないし、延長はしかたがないかなと思います。あと2週間我慢すれば感染者が減ると信じたいです」と話していました。

埼玉の男性「2週間程度の延長ではあまり効果がない」

また、埼玉県の24歳の男性は「感染者がそれほど増えているとは思わないし経済的な影響も大きく、渋谷でも閉店している店を見るので緊急事態宣言は早めに解除してほしい。2週間程度の延長ではあまり効果がないように感じます」と話していました。

横浜の男性「延長は妥当なところ」

横浜市の68歳の会社員の男性は、「やはり感染者の人数が減っていないので、宣言の解除は慎重に検討すべきではないかと思っていた。延長は妥当なところかと思います。感染者数が大きく下がらない中で今後のようすを見るという意味では2週間程度の延長はいい判断なのではないか」と話していました。

東京の女子大学生「もう少し違うやり方があるのではないか」

東京都内に住む22歳の女子大学生は「今はかなり人が出歩いている状態で、そうした中で延長しても行動が変わらない気がするので、もう少し強い措置があってもいいのではないかと思います。午後8時を過ぎるといろんな店が閉まってしまい、不便に思うことも多く、飲食店だけ我慢させるのはあまり効果が出ていないような気がするので、もう少し違うやり方があるのではないかと思います」と話していました。

別の東京の女子大学生「本当に効果があるのかわからない」

また、東京都内に住む女子大学生は、「かなり人出が多いので、緊急事態宣言を延長しても、本当に効果があるのかわからないと思います。卒業式のあとの謝恩会などいろんなイベントで集まることができず、運が悪かったと思います」と話していました。