国立科学博物館 民間企業と連携「航空博物館」を茨城に設置へ

東京 上野に本館がある国立科学博物館が、民間企業と連携して新しい航空博物館を茨城県筑西市に作ることになりました。博物館には戦後初の国産旅客機「YS11型機」や、旧日本軍の戦闘機「ゼロ戦」などが展示される予定です。

これは国立科学博物館が3日、茨城県筑西市の民間施設「ザ・ヒロサワ・シティ」で記者会見して発表しました。

それによりますと、国立科学博物館と施設を所有する企業が連携して、施設内に新たに「科博廣澤航空博物館」を作ることになりました。

この博物館では「YS11型機」の量産1号機や「ゼロ戦」など、日本の航空技術の発展を伝えるうえで重要な5つの機体を1800平方メートル余りの格納庫に展示します。

新型コロナウイルスの感染状況を見て、ことし中にオープンする予定で、多くの機体はおよそ10年ぶりや20年ぶりの一般公開となります。

国立科学博物館によりますと、民間企業と国が連携した博物館の設置は国内で初めてで、国立科学博物館にとっては、初めての航空に特化した博物館になるということです。

国立科学博物館産業技術史資料情報センターの鈴木一義センター長は「航空機のような大きな資料でも劣化しにくい屋内に置いて、一般の方に見てもらえることはとても意義深いと考えています」と話していました。