女子ゴルフ 国内ツアー 大会関係者にコロナ陽性者 4日から開催

沖縄県で4日に開幕する女子ゴルフの国内ツアーは、大会関係者に新型コロナウイルスの陽性者が出たため、3日の練習ラウンドが中止となりました。
その後、選手やほかの関係者に濃厚接触者はいないことがわかり、大会は4日から予定どおり開催されることになりました。

沖縄県南城市で4日に開幕する女子ゴルフ国内ツアーの、ことし最初の大会には108人の選手が参加する予定で、大会を前に会場では3日までの2日間、選手たちの練習ラウンドが行われることになっていました。

ところが、大会関係者2人が2日夜までに新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定され、大会事務局は3日の練習ラウンドを中止にして、会場の消毒作業を行いました。

大会事務局によりますと、2人のうち1人は大会での業務に関わる前でしたが、もう1人は陽性の判定が出る前の2日まで、2回にわたって会場で仮設の施設を設置する作業に当たっていたということです。

その後、保健所から選手やほかの関係者に濃厚接触者はいないという連絡があったということで、大会は予定どおり、原則1日1000人まで観客を入れて4日から開催されることになりました。

大会事務局は「本来は検査結果が出るまで会場に入れない決まりだが、連絡の不備があり情報共有ができていなかった。しっかり反省して今後に生かしたい」と話しています。