新型コロナ ワクチン「接種券」の印刷始まる 山形市

4月以降に始まる新型コロナウイルスの高齢者などへのワクチン接種に向けて、2日から山形市の接種券の印刷が始まりました。

これを前に、山形市内に本社がある印刷会社の工場では、市からの依頼を受けて、2日から接種券の印刷を始めました。

業務用のプリンターに接種券の用紙を入れてプリンターを動かすと、接種券に対象者の名前や住所、生年月日などが印刷されていきました。

用紙には、1回目と2回目の「接種券」がついているほか、接種を終えたことを証明する「予防接種済証」の文字が印字されています。

山形市には、新型コロナウイルスのワクチン接種が4月以降、順次始まる65歳以上の高齢者がおよそ7万2000人いるということです。

山形市では高齢者の接種券については、持病などを事前に記入する予診票と合わせて、今月下旬から発送を始める予定です。

印刷会社の庄司岳人課長は「市民の皆さんにとって健康に関わる大切な印刷物なので、手元に届くまで、しっかり管理しながら準備を進めていきたい」と話していました。