東京都 新型コロナ 5人死亡 232人感染確認

東京都内では2日、新たに232人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
都は、7日間平均を前の週の7割以下に抑えることを目安にしていますが、3日連続で8割を超えました。
また、都は感染が確認された5人が死亡したことを明らかにしました。

東京都は都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて232人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

7日間平均は263.1人で、前の週の82.7%でした。

都は、7日間平均を前の週の7割以下に抑えることを目安にしていますが、3日連続で8割を超えました。

7割の目安を超えるのは13日連続です。

232人の年代別は、10歳未満が5人、10代が13人、20代が49人、30代が50人、40代が25人、50代が31人、60代が19人、70代が15人、80代が20人、90代が5人です。

232人のうち、およそ57%にあたる132人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

一方、感染経路がわかっている濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が最も多く43人、「施設内」が36人、「職場内」が10人などとなっています。

このうち「施設内」では、8つの医療機関で患者と職員合わせて14人、6つの高齢者施設で利用者と職員合わせて20人の感染が確認されました。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて11万2029人になりました。

一方、入院している人は、1日より46人減って1617人でした。

「現在確保している病床に占める割合」は32.3%です。

このうち都の基準で集計した重症の患者は1日より7人減って54人で、重症患者用の病床の16.4%を使用しています。

また、都は、感染が確認された80代と90代の男女合わせて5人が死亡したことを明らかにしました。

5人のうち、2人は入院していた医療機関で、2人は入所していた高齢者施設でそれぞれ感染したということです。

これで都内で死亡した人は合わせて1400人になりました。