「ワクチン接種券情報読み取る端末 4万台余確保」デジタル相

新型コロナウイルスのワクチン接種の状況を把握できる新たなシステムをめぐり、平井デジタル改革担当大臣は、全国の接種会場などで接種券の情報を読み取るためのタブレット端末4万台余りを確保したことを明らかにしました。

新型コロナウイルスのワクチン接種に向けて、政府は接種券に印刷された番号やバーコードをタブレット端末で読み取り、接種状況を個人単位で把握できる新たなシステムを導入することにしています。

平井デジタル改革担当大臣は閣議のあと記者団に対し、全国の接種会場などで接種記録を速やかに入力するため、タブレット端末4万1000台をレンタルで確保し、およそ48億円で契約を結んだことを明らかにしました。

そのうえで「タブレット端末は、通信時の暗号化やアクセス制限、ウイルス対策など所要のセキュリティー対策を施しており、今月中に端末の初期設定を行い、全国の接種会場にお届けする。とりあえず4万1000台を確保し、当初予定している接種会場はおおよそカバーできるという想定だ」と述べました。