プロ野球 オープン戦 観客数を制限してきょうから開始

プロ野球のオープン戦は新型コロナウイルスの影響で開催地の状況に応じて観客数を制限したうえで、予定より1週間遅れの2日から行われます。

オープン戦は先月、沖縄県内で予定されていた試合が新型コロナウイルスの影響で、無観客の練習試合に変更されたため、予定より1週間遅れて2日から行われます。

84試合のうち73試合は、感染予防対策に取り組みやすくするため各球団の本拠地での開催となっていて、2日は福岡市のPayPayドームでソフトバンク対中日、京セラドーム大阪でオリックス対ロッテが行われます。

政府の指針に従って、首都圏の1都3県にある東京ドームや横浜スタジアムなどでは、緊急事態宣言が出ている間、観客数の上限を5000人とし、ナイトゲームの予定だった試合は午後8時までに終わるよう開始時間が早められました。

また、先月末で緊急事態宣言が解除された地域では、福岡市のPayPayドームが1万人まで、京セラドーム大阪は2日と3日は5000人まで、バンテリンドームナゴヤでは今月6日と7日の試合は5000人までとし、それ以降は検討中となっています。

一方、宣言の対象となっていなかった地域では、札幌ドームは2万人まで、広島市のマツダスタジアムは1万6000人までとし、収容人数の半分近くまで観客を入れることにしています。

オープン戦は今月21日まで行われ、シーズンの開幕は今月26日です。