東京 葛飾 介護施設のクラスター 18人の陽性確認 計81人に

東京 葛飾区は、新型コロナウイルスの感染者の集団=クラスターが発生している区内の介護施設について、新たに18人の陽性が確認され、感染者が合わせて81人になったと発表しました。

葛飾区の介護施設「お花茶屋ロイヤルケアセンター」では、先月上旬に入所者の感染が明らかになって以降、先月24日までに合わせて63人の感染が分かり、区は感染者の集団=クラスターが発生したと発表していました。

施設ではその後、さらに感染者が出たフロアで生活する入所者と職員の合わせて18人の陽性が明らかになり、この施設での感染者は合計で81人になりました。

感染が分かった時点で症状が重い人はおらず、入所者の多くは入院して治療を受けていますが、一部の人は施設での療養が続いているということです。

区では、東京都などとともに施設を訪れ、感染対策の状況について確認を行い、職員の休憩スペースをフロアごとに用意することなどを指導したということです。

これで、ことしに入って葛飾区内で発生した介護施設でのクラスターは、合わせて11件となりました。