日本学術会議 組織会員の在り方検討求める 井上科学技術担当相

日本学術会議を所管する井上科学技術担当大臣は講演で「学術会議の活動内容が広範な支持を得られているかを鑑みると、心もとないのではないか」と指摘し、期待される役割を発揮できる会議の組織や会員の在り方の検討を改めて求めました。

日本学術会議がオンライン形式で開いた会合で講演した井上科学技術担当大臣は「会員の任命に関する経緯を通じて、多くの会員が懸念を持っていることは理解している。一方で、活動内容が国民から広く認知され、広範な支持を得られているかを鑑みると、率直に申し上げて心もとないのではないか」と指摘しました。

そのうえで「期待される役割を一層発揮し、活動が広く国民の理解と支持を得られるようにしていくための改革に、学術会議の内部から果敢に取り組んでいただきたい」と述べ、期待される役割が発揮できる会議の組織や会員の在り方の検討を改めて求めました。

このあと井上大臣は記者団に対し、講演に先立って学術会議の梶田会長と面会し、4月の学術会議の総会に改革案を示す前に、3月中に会議の在り方についての会員の意見を報告してもらうことになったと明らかにしました。