栃木 足利 山火事 発生から6日たち延焼ほぼ食い止め

栃木県足利市の山火事は27日で発生から6日がたちました。市によりますと、延焼は26日夕方以降はほぼ食い止められているということで、消防などが残った火を消す作業を急いでいます。

今月21日に足利市西宮町で発生した山火事はまだおさまっておらず、27日も自衛隊のヘリコプターや消防による地上からの消火活動が続けられました。
市によりますと、焼けた面積は27日午前11時時点でおよそ106ヘクタールで、26日の夕方時点と変わらず、延焼はほぼ食い止められているということです。

市は住宅地への延焼のおそれがあるとして、これまでに合わせて305世帯に避難勧告を出していて、27日午後4時時点でこのうち5世帯7人が避難しているということです。

これまでに火事によるけが人はいませんが、山中にある木造の神社の建物が全焼しました。

宇都宮地方気象台によりますと、栃木県内は空気が乾燥していますが、28日にかけては風が強くない状態が続く見込みで、市は消防や自衛隊と連携して残った火を消す作業を急ぎ、週明けの早い時期の鎮圧を目指したいとしています。

現場上空に民間ドローン 市長「絶対にやめて」

足利市の和泉聡市長は27日午後、市内の施設で記者会見を開き、26日までのヘリによる消火活動などで延焼をほぼ食い止めることができていると説明しました。

そして「火の勢いはコントロールできるようになってきた。風もおさまってきており、鎮圧まであと1歩という感覚だ」と述べ、28日以降、残った火を消す作業に全力をあげる方針を示しました。

また27日昼ごろ、現場付近の上空を民間のドローン1機が飛んでいるのが確認され、消火活動を一時中断せざる得なかったということで「ヘリが飛べなくなるので絶対にやめてほしい」と訴えました。
山火事の現場に程近い、渡良瀬川沿いの河川敷にある「中橋緑地北多目的広場」には、27日からヘリコプターの中継地点が設けられました。

消火活動を行う防災ヘリが次々と離着陸していて、午後には東京都や富山県、横浜市のヘリが待機する様子なども見られました。