東武鉄道 視覚障害者転落で対策 声かけ徹底やホームの端赤色に

東京 板橋区の東武東上線の駅で視覚障害の男性がホームから転落して死亡した事故で、東武鉄道は、視覚障害の人に声かけを徹底するとともに当面、ホームの端を赤色にして弱視の人に注意を促すなどの対策を行うことになりました。

先月28日、東京 板橋区の東武東上線の下赤塚駅で、男性がホームから転落し、電車にはねられて死亡した事故があり、知人によりますと、男性は視力の弱い視覚障害で最近視力が低下していたということです。

26日、視覚障害者が駅のホームから転落する事故の対策を検討する国の会議が開かれ、東武鉄道の担当者は男性が転落するまで気付けなかったことなど、当時の状況を説明しました。

そして当面の対策として、視覚障害の人に声かけを徹底するとともに、今年4月を目標にCPラインと呼ばれるホームの端を赤色にして弱視の人に注意を促す対策を行うと報告しました。

ホームドアの設置は今後、検討するということです。

東武鉄道は当初、警察に十分に確認せずに自殺と捉えて事故の詳しい検証を行っていませんでした。

国土交通省は再発防止につなげるため、全国の鉄道各社に対して原因を警察に確認することを徹底するとともに事故の検証をして報告するよう今月、指示しています。