愛知県 解除後2週間は独自「厳重警戒宣言」夜9時まで時短要請
愛知県の大村知事は、緊急事態宣言が解除された後の来月1日から2週間、県として独自に「厳重警戒宣言」を出し、飲食店に対する営業時間の短縮要請などの措置を講じると発表しました。
愛知県の大村知事は、26日夜7時に記者会見し、緊急事態宣言が解除された後の来月1日から2週間、県として独自に「厳重警戒宣言」を出すと発表しました。
期間中に県が講じる具体的な措置も発表し、飲食店に対する営業時間短縮の要請については、営業終了を求める時間を、これまでより1時間遅い午後9時にするとしています。
対象地域は県内全域で、酒を提供するかどうかにかかわらずすべての飲食店を要請対象に含めるとしています。
要請に応じた店には、店舗ごとに1日当たり4万円の「協力金」を支払うということです。
また、県民に対しては、不要不急の外出の自粛や県をまたぐ不要不急の移動の自粛などを求めるほか、事業者に対して、従業員の7割を目標にテレワークの実施を呼びかけるということです。
イベントの開催制限については、これまで5000人としていた上限を1万人に緩和します。
大村知事は「再び感染が拡大することがないよう引き続き、緊張感を持って措置を講じ、さらに感染を抑え込みたい」と述べました。