日豪首脳 中国念頭 現状変更の試みに懸念 4か国協力推進で一致

菅総理大臣とオーストラリアのモリソン首相が電話で会談し、中国を念頭に一方的な現状変更の試みに対する深刻な懸念を共有し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、アメリカ、インドも含め4か国の協力を進めていくことで一致しました。

電話会談は、オーストラリア側からの申し出で、日本時間の25日午後、およそ40分間行われました。

この中で両首脳は、中国を念頭に、東シナ海や南シナ海での一方的な現状変更の試みや、香港、新疆ウイグル自治区をめぐる人権状況について深刻な懸念を共有し、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

そのうえで、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、アメリカ、インドも含め4か国の協力を着実に進めていくことで一致しました。

また両首脳は、軍によるクーデターが起きたミャンマーの状況改善に向け連携していくことを確認したほか、東京オリンピック・パラリンピックについて、モリソン首相が「準備が順調に進んでいる」と評価し、菅総理大臣が謝意を伝えました。