LCC「エアアジア・ジャパン」 破産手続き開始決定 東京地裁

愛知県の中部空港を拠点とし、去年、撤退を発表したLCC=格安航空会社の「エアアジア・ジャパン」が東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。

「エアアジア・ジャパン」は、中部空港を拠点に新千歳空港や仙台空港などを結ぶ4つの路線を展開していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が落ち込んだことから、路線をすべて廃止して撤退することを発表し、去年11月、東京地方裁判所に破産手続きの開始を申し立てていました。

破産管財人の弁護士によりますと、24日に裁判所破産手続きの開始決定が出たということです。

負債総額は申し立ての時点でおよそ217億円に上り、今後は残った資産の売却などの手続きが行われる見通しです。