千葉県 新型コロナ 10人死亡 新たに127人感染確認

千葉県内では24日、新たに127人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表されました。

一方、2月19日に県が感染を発表していた20代の男性について、21日にも重複して発表していたことが分かり、県は19日の発表分を取り消しました。

これで、県内で感染が確認された人は合わせて2万5877人となりました。

また、感染が確認されていた10人の死亡が新たに発表され、死亡した人は合わせて426人となりました。

千葉県内で新型コロナウイルスの、この1週間の感染者数が前の週を上回る状況となっていることについて、森田知事は感染の再拡大を防ぐため対策を徹底するよう改めて呼びかけました
千葉県内では1日当たりの新規感染者数が、23日までの1週間で128.7人となり、前の週の1.03倍に増加したほか、22日の時点で、首都圏1都3県の中で10万人当たりの療養者数が最も多く、PCR検査の陽性率も最も高くなっています。

これを受けて24日、森田知事は臨時の記者会見を開き「県として『感染再拡大警戒宣言』発出する。わが県は甘くない危機的な状況なので、もう一度ここで気を引き締めてほしい。ここで対応を誤ると再びぶり返すおそれがある」と述べ、感染防止策を徹底するよう改めて呼びかけました。

具体的には花見の際に会食をしないこと、テレワークの継続、マスクの常時着用の徹底を呼びかけました。

また、緊急事態宣言の解除にむけては、県内の新規感染者数が2桁となる日が数日続き、医療提供体制に余裕が出てくることが目安になるという認識を示しました。