去年発売の新築マンション戸数 44年ぶりの低水準に

去年1年間に全国で発売された新築マンションの戸数は5万9907戸で、前の年を15%余り下回り、44年ぶりの低い水準となりました。

民間の調査会社「不動産経済研究所」によりますと、去年1年間に全国で発売された新築マンションの戸数は5万9907戸でした。

これは前の年を15.2%下回り、1976年以来、44年ぶりの低い水準となりました。

主な要因はマンション価格の値上がりで消費者の購入意欲が鈍化していたことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大で不動産各社がモデルルームを閉鎖するなど発売戸数をしぼったことが主な要因です。

地域別では首都圏が12.8%減って2万7228戸、近畿圏は15.8%減って1万5195戸、九州・沖縄では32.0%減って5797戸などとなっています。

一方、新築マンションの平均価格は4971万円で、資材価格の上昇などを背景に、前の年より3.8%上がって4年連続で過去最高を更新しました。

不動産経済研究所は「価格は上がっているが、感染拡大を受けたテレワークの広がりなどでマンションの購買意欲も高まっているため、発売戸数は回復するとみている」と話しています。