神奈川 藤沢 女子高校生連れ去り 男は起訴内容を大筋で認める

おととし神奈川県藤沢市で16歳の女子高校生を車で連れ去り、身代金2000万円を要求した罪などに問われている被告の初公判が開かれ、被告は起訴された内容を大筋で認めました。

神奈川県綾瀬市の無職、木村功被告(66)はおととし6月、藤沢市の路上で16歳の女子高校生を車に無理やり押し込んで連れ去り、両親に電話をかけて2000万円を支払うよう要求したとして身代金目的略取などの罪に問われています。

女子高校生は翌日に保護されました。

24日、横浜地方裁判所で開かれた裁判員裁判の初公判で、被告は起訴された内容を大筋で認めました。

検察は、冒頭陳述で「社長を務めていた会社の経営が悪化し、資金を調達する手段として犯罪を起こそうと考えた。『どうせリスクを背負うなら』と誘拐を決意した」と説明しました。

また女子高校生自身に母親に電話をさせ、身代金を用意するよう伝えさせていたことを明らかにしました。

一方被告は、女子高校生を連れ去る際に「殺すぞ」と脅したとされる点など起訴内容の一部を否認し、弁護士は「被告が患っていたうつ病が影響した事件だ。反省している」などと主張しました。