中国で服役の伊藤忠商事社員 刑期終え出所 日本に帰国

中国で3年前に拘束され、国家の安全に危害を与えたとして実刑判決を言い渡された大手商社、伊藤忠商事の40代の男性社員が、刑期を終えて出所し、日本に帰国しました。

伊藤忠商事に勤める40代の男性社員は、中国で3年前の2018年2月、スパイ行為などを取り締まる南部広州の国家安全局に拘束され、その後、広州の裁判所で「国家の安全に危害を与えた罪」で懲役3年の実刑判決を言い渡されました。

男性社員は、中国の刑務所で服役していましたが、今月20日に刑期を終えて出所し、外務省によりますと24日夜、日本に帰国しました。

男性社員は拘束された当時、日本国内で勤務していて、中国を訪れた際に拘束されたということですが、どのような行為が罪に問われたのかは明らかになっていません。

中国では、2015年以降、当局がスパイ行為に関わったなどとして日本人を相次いで拘束していていまも8人が帰国に至っていません。

このうち7人が有罪判決を受けて服役中で1人は公判中です。