1月の白物家電出荷額1800億円余 1月としては過去10年間で最大

先月・1月に国内で出荷されたエアコンや冷蔵庫などの白物家電の出荷額は1800億円余りで、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出されていわゆる「巣ごもり需要」が高まったことなどから1月としてはこの10年間で最も大きくなりました。

日本電機工業会によりますと先月、国内で出荷された白物家電の出荷額はおよそ1835億円で、去年の同じ月と比べて20.7%増加しました。

増加は去年10月以降4か月連続で、出荷額は1月として比較ができるこの10年間で最も大きくなりました。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言が再び出たことで、自宅で過ごす人の巣ごもり需要や、家の中を清潔に保ちたいという意識が高まっていることが主な要因とみられます。

製品別の内訳を見ると、いずれも去年の同じ月と比べて空気清浄機が2.7倍、温風機・ストーブが2.4倍、ホットプレートが1.8倍、加湿器が1.4倍に増えました。

また冷蔵庫が18.1%、洗濯機が15.7%、エアコンが15.2%、いずれも増加しました。