東電 福島第一原発の地震計故障「誠に遺憾」経産相

今月13日の福島県沖の地震の際、東京電力が福島第一原子力発電所3号機に設置した地震計が故障していたため、揺れのデータを記録できなかったことについて、梶山経済産業大臣は「誠に遺憾だ」と述べ、緊張感を持って事業運営にあたるよう求めました。

東京電力は去年3月、福島第一原発の3号機の原子炉建屋に地震計2つを設置しましたが、去年7月の大雨などで故障し、今回の地震の揺れのデータを、記録できていなかったことが明らかになっています。

これについて梶山大臣は「これらの地震計は計測や報告を義務づけているものではないが、原子炉建屋への影響を丁寧に把握することは重要で、早急に復旧すべきであった。誠に遺憾だと思っている」と述べました。

東京電力では去年9月に新潟県の柏崎刈羽原発で、社員が別の社員のIDカードを使って、不正に中央制御室に入室する問題なども起きています。

梶山大臣は「さまざまな問題が生じる中、事業者として再発防止に徹底して取り組む姿勢を示していくほかに道はない。どの事業者も一層の緊張感を持ち、事業の運営にあたってほしい」と述べました。