菅首相長男らから接待 総務省幹部らきょう中に処分へ 総務相

総務省の幹部ら11人が、衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男らから、倫理規程に違反する接待を受けていた問題で、武田総務大臣は24日、人事院の審査会に処分の承認申請を行うと発表しました。
承認されれば、24日中に処分する方針です。

総務省は22日、谷脇総務審議官ら11人の職員が、衛星放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男らから、国家公務員の倫理規程に違反して延べ37件、総額52万6000円余りの接待を受けていたとする調査結果を公表しました。

武田総務大臣は記者団に「大変驚いているし、残念で、大変深刻に受け止めている」と述べ24日、人事院の国家公務員倫理審査会に懲戒処分の承認申請を行うと発表しました。

総務省は審査会の承認が得られれば、24日中に処分する方針です。

また武田大臣は「今回の問題は倫理法令違反に対する認識の甘さや知識の不足が大きな要因と考えており、誤りを繰り返させないために、日頃からの意識付けや、事前・事後のチェックなど再発防止策を速やかに実施したい」と述べました。

そのうえで「国民の強い懸念の目が向けられることになったことを重く受け止め、この間の意思決定がどのように行われたのか、行政がゆがめられた疑いを招くことがなかったか改めて確認するなど、全力で信頼回復に努めたい」と述べました。

デジタル相「公務員教育システムでアンテナを高く」

平井デジタル改革担当大臣は記者会見で「情報収集は必要であり、夜に会食をしなくても、民間との接点を厚くするアイデアが必要だ。特に若い官僚は、これからの時代、霞が関の中だけにいては全く通用しない。公務員の今後の教育システムの中で、アンテナを高くしていろいろな情報を吸収し、政策に結び付けられるような人を育てていく方法を考えるべきだ」と述べました。