タイガー・ウッズ選手 運転の乗用車が横転 病院に搬送 重傷か

アメリカ西部ロサンゼルスの近郊で、ゴルフのタイガー・ウッズ選手が運転する乗用車が道路脇に転落し、横転しました。ウッズ選手は駆けつけた消防によって車内から救助され、病院に搬送されて治療を受けています。

アメリカ西部ロサンゼルスの警察当局によりますと現地時間の23日朝、ロサンゼルス近郊でゴルフのタイガー・ウッズ選手が運転する乗用車が道路脇に転落し、横転しました。

ウッズ選手は駆けつけた消防によって車内から救助され、病院に搬送されて治療を受けています。

けがの程度について、現地のメディアは消防の話として重傷だと伝えているほか、アメリカのゴルフ専門誌は足に複数のけがをして手術を受けていると伝えています。

現地からの映像では乗用車は前の部分が大きく壊れ、周囲にはウッズ選手の車のものとみられるナンバープレートなどが散乱しています。

また道路上にタイヤがスリップしたような跡が残っているのも確認できます。

現場はロサンゼルスの南に位置する住宅地でゴルフ場も点在している地域です。

現地では日本時間の午前8時から警察当局が記者会見を開き、詳しい状況を説明することになっています。

去年 腰を手術 マスターズ目指しリハビリ中

タイガー・ウッズ選手はアメリカ・カリフォルニア州出身の45歳。

アメリカツアーで歴代最多に並ぶ82勝など数々の記録を持つゴルフ界の世界的なスター選手です。

ウッズ選手は、プロ1年目の1997年に海外メジャー大会のマスターズ・トーナメントで初優勝を果たし、豪快なショットと正確なパッティング、そして無類の勝負強さで一気にスター選手に登りつめました。

しかし、華々しい活躍の一方で2009年には自動車事故をきっかけに女性問題が次々と明るみに出て、一時プロゴルファーとしての活動を自粛したほか、2017年には意識がもうろうとした状態で車を運転したとして警察に逮捕されるなど、これまでも自動車にまつわる事故やトラブルでみずからを苦しめてきました。

長年腰のけがにも苦しみましたが、本格的にツアーに復帰した2018年には5年ぶりとなるツアー優勝を果たし、2019年のマスターズ・トーナメントでは海外メジャー歴代2位となる通算15勝目をあげて復活を印象づけました。

去年12月には椎間板を切除する腰の手術を受けたため、現在はことし4月に行われるマスターズ・トーナメントへの出場を目指してリハビリを続けていました。

今月21日には、男子のアメリカツアーの大会のテレビ中継にゲストとして出演し「マスターズに出場できるよう願っている。勝つためにはまずは出場しなければならない」と語っていました。