米旅客機エンジン部品落下 金属疲労で破損か 国家運輸安全委

アメリカで20日、飛行中の旅客機からエンジンの部品が落下したトラブルで、原因を調査しているNTSB=国家運輸安全委員会は金属疲労が原因でエンジン内部の部品が破損した可能性があるという見方を示しました。

アメリカ西部コロラド州、デンバーの近郊で20日、ユナイテッド航空のボーイング777型機のエンジンが損傷し、住宅地に部品が落下しました。

原因を調査しているNTSBはこれまでに旅客機はデンバーの空港を離陸した直後に右のエンジンに問題が生じ、「ファンブレード」と呼ばれる内部の羽根が複数、破損していたことを明らかにしています。

NTSBの幹部は22日、このファンブレードのうちの1本が金属疲労で破損した可能性があるという見方を示しました。

またNTSBはトラブルが起きた機体の写真を公開しました。

それによりますと、複数あるファンブレードのうち1本が付け根から折れてなくなっているほか、隣の1本も一部がなくなっているのが分かります。

また機体の胴体の一部も損傷している様子が確認できます。

NTSBは回収した部品やエンジンの調査に加えて、乗客が撮影した写真や動画なども分析し原因の特定を進めています。