大リーグ マリナーズ球団社長 不適切発言で辞任

大リーグ、マリナーズの球団社長が今月オンラインで行った講演で、球団の内部事情について不適切な発言を繰り返したとして22日、辞任しました。

マリナーズのマザー球団社長は、今月5日にオンラインで行った講演の中で球団の特命コーチを務める岩隈久志さんの現役時代にふれ「通訳に支払う給料にうんざりしていた。彼が選手だった時に我々は年間7万5000ドル、日本円でおよそ790万円を支払わなければならなかった。そのことを彼に伝えたら、彼の英語は劇的によくなった」などと発言しました。

また、マザー球団社長は傘下のマイナーリーグに所属する期待の若手選手がFA=フリーエージェントになるのを遅らせるために、昨シーズンわざと大リーグに昇格させなかったことなどを暴露し、その映像が動画投稿サイトに掲載されたことで批判が高まっていました。

マザー球団社長は「言い訳はできないし、責任はすべて自分にある。発言は個人のもので、球団の見解や戦略を反映したものではない」との声明を出して謝罪していましたが、球団によりますと22日に辞任したということです。

マリナーズのスタントン会長は「みなさんと同じように、この発言を知ったときは非常に失望した。彼の25年間の働きには感謝するが、発言に弁解の余地はない。選手やファンに心から謝罪する」とコメントしています。