ファイザー 新型コロナワクチン「接種方法を検討も」 官房長官

ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、一般的な医療用冷凍庫でも2週間は保存できるとするデータが得られたと発表されたことについて、加藤官房長官は、データが提出されれば、接種の方法などを改めて検討する考えを示しました。

アメリカの製薬大手ファイザーは、自社などで開発した新型コロナウイルスワクチンについて、最大6か月保存するためには超低温の冷凍庫での保存が必要としていますが、一般的な医療用冷凍庫でも、2週間にわたって保存できるとする新たなデータが得られたと発表しました。

これについて加藤官房長官は、午前の記者会見で「わが国でも追加データが提出されしだい、厚生労働省で速やかに評価がなされ、問題がなければ添付文書の改訂など適切な対応がなされる。これを踏まえ、接種の方法についてもしっかり検討する」と述べました。

また、医療従事者向けの先行接種で、これまでに副反応の疑いのある事例を2件公表したことに関連し「年齢、性別、接種場所など詳細な情報については、個人が特定されるおそれがあるため公表できないが、可能な範囲で引き続き迅速に情報提供を行っていきたい」と述べました。

このほか記者団が「イスラエルの研究機関が、ファイザーなどが開発したワクチンは1回の接種でも高い効果があると発表したが、政府はどう対応するか」と質問したのに対し、加藤官房長官は「2回の接種を前提に薬事承認されており、直ちに1回で十分かは慎重な検討が必要だ。厚生労働省でしっかりと情報収集を図っていく」と述べました。