タイ コロナで自粛の反政府デモ再開 政権側は取締り強化

タイでは若者たちが反政府デモを再開させ、首都バンコクの議会周辺に集まりました。政権側は王室への中傷を禁じた不敬罪を適用するなど取締りを強めていますが、デモ隊側は活動を続ける姿勢を崩しておらず、今後衝突が起きる可能性も懸念されています。

タイでは去年12月に新型コロナウイルスの感染が拡大したため、若者たちがプラユット首相の辞任などを求めるデモを自粛していました。

しかし今月、デモの中心メンバーら4人が王室を中傷したとして拘束されたことをきっかけに反政府デモを再開し、20日、バンコクの議会周辺におよそ1000人が集まりました。

デモ隊は首相の辞任などを求めるプラカードを掲げたり、クーデターに反対する市民のデモが続く隣国ミャンマーにならって鍋をたたいたりして、拘束された仲間の解放を求めていました。

参加した17歳の男子高校生は「ミャンマーの人たちも民主化を求めてともに歩いていると感じる。これからも闘い続けたい」と話していました。

政権側は新型コロナウイルスの感染防止を理由に大規模な集会を禁止し、参加者に不敬罪を適用するなど取締りを強めていますが、デモ隊側は活動を続ける姿勢を崩しておらず、今後両者の間で衝突が起きる可能性も懸念されています。